春ですね。
職場にもあたらしい若者たちが、期待に胸を膨らませてやってきております。
わたくし、じつは割と固いお仕事をしておりまして、
標題にある通り、いわゆる「公務員の特権」を行使しております。
近年の公務員人気。やはりその一番の理由は「安定感」でしょう。
この安定感。なにも公務員に特権として与えているものではありません。
ちゃんと、クビ、の制度があります。もちろん行政のすることですから、
条例も整備されているものです。
倒産しない、ということも「安定感」の一つでしょう、という意見もあるでしょうが、
なんのなんの、資金繰りが怪しくなれば当然、倒産、というか整理が行われます。
ただ、民間大手のように、この組織を潰すことが市場の原理の一言で許されるのか、
となれば、当然NOですので、いろんなところから資金援助があるでしょうね。
まぁ、自治体や国が資金繰りが苦しいとなると、もはやこの国の民間企業は壊滅している、
といえそうですが。
それはさておき、この特権。
公務員の人たちに、身分保障して、手を抜いてもらおうと
始めたわけでは当然ありません。
いわゆる猟官制からくる不利益を排除するためです。
猟官制、知らない人はもう公務員をののしれませんよ。
政治家は選挙で当選すれば、それを応援してくれた人に感謝を伝えたい。
でも、金銭を渡せばこれは汚職です。
ですので、登用することでこれを果たそうとしてきました。
縁故採用ですね。
次の政権になれば、また縁故採用。
これでは、国民、市民の生活の基礎となる行政に対して、
知識の蓄積や効率で黄な運営ができなくなる。
また、そんな身分の公務員になることは非常にリスキーである。
これらの問題を解決するため、公務員はよほどのことがない限りは
クビにするのはやめようよ、となったわけです。
公務員は、自信の思想やイデオロギーにかかわらず、
全体の奉仕者として、行政に携わることで、
国民全体の福祉に貢献するわけです。
裏を返せば、
公務員の身分保障をしない。
クビは首長のさじ加減ひとつ、となったらどうでしょうか。
生活は安定感を失い、
公務員は首長と同じ方向を向いており、
誰も公平性の立場から進言するものは誰もいなくなり、
政局は今よりもっと急激に、短時間で変化していきます。
もちろん、公務員の数は増えれば増えるほど、
その為政者の権力は強固になり、
彼らへの報酬は多ければ多いほど
また為政者の権力は強固になります。
これがいわゆる独裁です。
公務員の特権と揶揄される身分保障は、
ひいては、自分たちの生活を守っているものである、
というところまで、考えが及ばないのが今の日本人です。
まぁ、一部、そういわれても仕方ないと
思うような人がいることは事実ですが。
彼らを速やかに排除できる規則、基準があれば、
すぐにでも提言してください。
それを考えついたとき、日本はもっとよくなります。